次世代超電子顕微鏡の開発

高井研究室で開発した次世代の超電子顕微鏡
(超解像位相差電子顕微鏡)
結晶表面や界面の個々の原子のありのままの姿や、表面で起こる現象を原子レベルでとらえるために、私たちは次世代の超電子顕微鏡(超解像位相差電子顕微鏡)を開発しました。この顕微鏡では浮遊型高圧電源を用いて10マイクロ秒毎に正確に加速電圧を変調し、次々に変わっていく加速電圧の下で得られる像を重ね合わせることで、実時間で超解像無収差電子顕微鏡像が観察できます。この新しい顕微鏡で観察すると、まるで生き物のように結晶表面を運動する個々の原子を鮮明にとらえることができます。

ギャラリーの『超電子顕微鏡で見た原子の世界』も参照ください。
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